皆さんホームジムと聞くと、どのようなものを想像するでしょうか。
ガレージにパワーラックなどを置いてベンチプレスやデッドリフトができるような本格的なジムのようなものを想像する方もいるかもしれません。
ですが、地方に戸建てを持っている方でないと、上記のような設備を整えるのは現実的に厳しいのではないかと思います。
ホームジムってハードル高そうだなと感じた方、ご安心ください。
上記のような設備を揃えなくても私は首都圏のマンションでホームジムを実現しています。
そんな私が、全身を満遍なく鍛えられる、最低限揃えるべきアイテムをご紹介していきます。
ホームジムで揃えるべき3つのアイテムは以下です。
- インクラインベンチ
- 可変式ダンベル
- マット
ホームジムで揃えるべきおすすめアイテム①:インクラインベンチ
まず、ホームジムを作る上で、ベンチは必須です。
ベンチがないと基本的なフリーウェイトトレーニングが何もできません。では、どのようなベンチが良いか。
それはズバリ、インクラインベンチ一択です。
インクラインベンチとは、上の写真のようなベンチの角度が調整できるベンチです。
ベンチの角度を変えることで、一気にトレーニングの幅が広がり、基本的には全身満遍なく鍛えることができます。
大胸筋上部を鍛えるインクラインダンベルプレスや、三角筋を鍛えるショルダープレスはベンチの角度を変えるのが必須です。
フラットなベンチより少しだけコストはかかりますが、フラットベンチはトレーニングのバリエーションが減り、絶対に後悔するので、やめておきましょう。
インクラインベンチの購入時にチェックすべきポイント
どのくらい細かく角度設定ができるのか
どのくらい細かく角度設定ができるかでトレーニングのバリエーションが変わるので、ここはチェックすべきポイントです。
最低限、0、30、45、60、90度の角度設定ができると一通りのトレーニングはこなせると思います。
ものによっては頭の方が下になる側(デクライン)に角度が振れるものがあり、大胸筋下部を刺激する際には重宝します。
安定感があるか
重い重量を扱うとベンチがぐらつく可能性があります。
これは実際に使ってみないとわからないので、判断が難しいですが、レビューなどを見て判断しましょう。
容易に折りたたみが可能か
マンションや賃貸住まいの方はトレーニングする時以外は容易にコンパクトに折り畳めて収納ができるタイプがいいでしょう。収納してしまうと筋トレをする度にベンチを準備する必要があり、習慣化するハードルが上がるので、あくまで「容易に折りたためるか」をチェックしましょう。
ベンチの長さや幅
自分の体のサイズに合わせて、長さや幅を確認する必要があります。幅が広いとダンベルプレスをするときに肘を下まで下げることができなくなります。
長さが短いと寝転がったときに頭が出てしまうことがあります。
ジムなどのベンチを参考にしながら、サイズ感をしっかりとチェックして失敗のないようにしましょう。
オプションが付いているか
たまに腹筋のための足を引っ掛けるものやチューブがついているものがあるものがありますが、必要に応じて、そういったオプションがついているものを選んでください。
個人的には余計なものは一切ない方がいいので、そういったものが一切ついていないシンプルなものにしました。その方が収納も楽かと思います。
私が購入したベンチ
こちらは安定感もあり、無駄のないシンプルはインクラインベンチです。
デクラインもできるので、便利です。
ホームジムで揃えるべきおすすめアイテム②:可変式ダンベル
可変式ダンベルとは、一つのダンベルで様々な重量設定ができるダンベルのことです。
可変式ダンベルは重りの取り外しによって、簡単に重量を変更できます。
可変式ダンベルを買うことによって、重りごとに複数のダンベルを揃える必要がなくなるので、省スペース化できます。
ダンベルの購入時にチェックすべきポイント
簡単に重量を変更できるか
可変式と言っても様々なタイプのものがあります。
まずは、プレートを自分でつけ外しするタイプです。
これは私は絶対におすすめしません。
重量を変更する度にいちいちプレートをつけたり外したりが非常に面倒です。
その作業をしているだけで、筋トレが嫌になると本末転倒なので、できれば避けたいです。
次に、ダイヤルで重量を変更できるタイプ
私のおすすめは断然このダイヤル式の可変ダンベルです。
ダイヤルを回すだけで、バーに固定されるプレートの枚数を変えることができるので、簡単に重量を変更することができます。
ドロップセットですぐに重量を変更したい時などに重宝します。
オンザニーが出来るか
重量が重くなってくると一旦膝の上にダンベルを乗っけてから足の反動を使ってダンベルプレスなどを行う必要が出てきます。
その際、ダンベルの端が平らになっていないと、ダンベルを足の上で安定させることができなかったり、ダンベルが足に当たって痛い思いをします。
ダンベルの端が平らになっているかどうかは是非チェックしてみてください。
私が購入したダンベル
こちらはダイヤルで重量を変更できますし、端が平なので、オンザニーも可能なアイテムです。
片方24kgくらいのものもありますが、私が購入したのは40kgタイプのものです。
トレーニングに慣れてくると、24kgでは物足りなくなってくると思うので、個人的には40kgタイプがおすすめです。
ホームジムで揃えるべきおすすめアイテム③:マット
マットはベンチやダンベルを床に置く際に床を傷つけないようにするために必要です。
また、集合住宅の方にとっては下の階の方への音の配慮のためにも使用すべきアイテムとなります。
マットの購入時にチェックすべきポイント
マットの厚み
私は1cmのものを使用していますが、ダンベルを落としても床に傷はつきません。
あまり厚過ぎても足場が安定しないですし、薄過ぎても床に傷がついたりするので、1cm前後のものでいいのではないでしょうか。
広さ
少なくともベンチ分の広さとトレーニングをしたときにダンベルを置けるスペース分の広さは確保しておきたいです。
収納サイズ
トレーニングをしないときに収納しておきたい人は収納時のサイズもチェックすべきポイントです。
滑らない素材か
トレーニング中はベンチが動かないこと、足場が安定していることが怪我予防につながるので、チェックポイントです。
素材名だけでは判断できない方はレビューなどを参考にしましょう。
ちなみに私はEVA素材のものを使用していますが、床側の面が若干ですが滑ります。
一応それなりにトレーニングができているので、そのまま使用していますが、もう少しいいのがあれば買い替えも検討したいと考えています。
私が購入したマット
まとめ
ホームジムで揃えるべき3つのアイテムは以下です。
- インクラインベンチ
- 可変式ダンベル
- マット
最低限この3つさえあれば全身を満遍なく鍛えることができます。
この3つを揃えるのに大体5~6万円くらいかかりますが、半年間ホームジムでトレーニングすればジム代は簡単にペイできると思います。
ホームジムが気になっている方はぜひ検討してみてください。
ホームジムのメリット、デメリットについては、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
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